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・・・・・記憶 ・・・・・
ふとした拍子に思い出す過去の出来事がある
懐かしい思い出であったり
苦い経験であったり
人間の脳内奥深くに刻まれた
それらの記憶の数々
何の前触れもなく
それは突然、やってくる
そう
まるで記憶の再生スイッチのような物が
普段生活している場に点々と転がっていて
僕は
無意識のうちにそれらを踏みつけているのかもしれない
近い記憶と遠い記憶
記録ではない記憶
記憶というものは曖昧であって
でも
なんとなく
ぬくもりがあって
「昨日の夕食、何食べた?」
「えっと・・・カレーライスだよ(笑)」
「ほんと、君はカレー好きだよね(笑)」
そんな些細な会話さえ、僕の記憶となって
そして
それらの記憶がたくさん集まって
僕≠ニいうひとりの人間が形成されてゆく
じゃあ、生きる≠ニは記憶を重ねていくこと≠ネの?
・・・わからない
それじゃ、なんだか、パソコンみたいだよ
(笑)そうだよね
・・・ただ
今も僕自身、それに支えられていることも事実で
もし、すべての記憶がなくなってしまったとしたら
僕は僕≠ニして
いや、人間≠ニして
生きていけるのだろうか、と
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